やっと梅雨明けですね!
毎日暑いですが、気持ちも晴れやかに、2020年も後半乗り切っていきましょう!
ということで、今回はそんな前向きな経営者様を応援すべく、予算達成に有効な方法をご紹介します!
今回のテーマ“予実管理“とは、読んで字のごとく、「予算」と「実績」を管理することです。
予算を組むことはほとんどの企業で行われていると思いますが、予実管理では、組んだ予算と実績を比較することで、実際の売上や経費との達成率の差異を評価することができます。
短いスパンで差異分析を適切に行うことで、より予算達成への問題点を明確にすることができます。
まず最初に、予算を設定します。
予算と言っても、売上予算や経費予算など様々ですが、まずは大きな目標を設定します。
KPIのお話の際にもお伝えしましたが、企業としての大きなゴールを設定し、それに向けた達成方法として、細かな数値を設定することが重要です。
例えば、今年の利益目標を設定し、それに向けた毎月の営業利益の目標を定め、さらに細かなKPIを設定していくことで、差異分析がより意味のあるものになります。
行いやすい方法としては、まず月次試算表を作成します。
毎月の売上や経費、営業利益や経常利益を把握することで、自社の強みや問題点を知ることができます。
そのうえで、より利益を上げるにはどうすればよいか、フォーカスすべき項目が浮き彫りになります。
その項目の数値を予算目標として掲げることで、予実管理を行うことができます。
この予算設定の際に、KPIを活用することでも、数値目標がより明確になります。
KPIについては過去の記事で詳しくお話していますので、ぜひこちらもご覧ください。
次に、予算に設定した項目が実際どうだったのか、実績を把握します。
実績の把握はできるだけ早いほうがよいです。
短いスパンで何が問題だったのかを把握することと同時に、良かった点を知ることもできます。
設定した予算と実績の差異となる数値を把握し、それをできるだけなくすような実践を行っていくことで、予実管理の意味をなします。
PDCAサイクルを取り入れ、予実管理を定期的に行うことで全体目標としてのゴールに近づけていきます。
ここで重要なことは、予実管理することを目標にしないことです。
予算と実績を把握することを重視して、差異をなくすようなアクションを行わなければ、予実管理の意味がありません。
日々の数字の集計などに量力をかけ満足しないよう、浮き彫りになった問題点をどうやって解決していくか、新たな実践目標を取り入れ続けて改善していくことを目的としていきます。
予実管理もKPIの設定もそうですが、企業によって目標達成に向けた最善の方法は異なります。
必ずしもそうでないといけない、という固定概念にとらわれず、現場にとって無理のない方法や、従業員の負担とならない方法で行っていくことで、より数値にとらわれない実践的な改善目標を立てることにもつながります。
より自社の営業に合った予実管理を行うにはどうすればよいか、迷った際には外部の力を使ってみることもおすすめです。
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