みなさま、こんにちは
サポ子です^^
突然ですが、皆様は経理担当者の悩みを把握できていますか?
毎日、きっちりと完璧に仕事をこなしている経理担当者にこそ、悩みが多くあるようですよ。
今日はその中のほんの一部をご紹介いたしますので、経理担当者のモチベーションアップにつなげてもらうことができればと思います。
経理業務へのモチベーションを高めるためには、その「やりがい」を伝えることが何より重要です。
業務が「数字」「金額」という目に見える形で生まれる営業などと比べ、どうしても経理業務はモチベーションが見出しにくいですよね。
毎日の作業はどんな意味があるのか?
自分の仕事は会社にどのような価値を生み出しているのか?
今後のキャリアビジョンはどう描けば良いのか?
経理担当者は、そういった不安や疑問を抱えながら作業している方が多いようです。
そこにしっかり意味を見出してもらうことで、同じ業務でも心意気が変わってくるのです。
まずは、経理部門が会社に与える影響についてしっかり理解してもらいましょう。
数値を扱う経理部門は、会社の経営状況がいち早く分かるもの。
社長よりも早く経営を把握できるといっても過言ではありません。
通常の入力や書類作成も、単なる作業としてではなく「経営を把握する」という視点で行うようにすると、さまざまな気付きや学びがありますよ。
業務についての目標を提示すると、モチベーションが上がります。
「何のためにこの業務を行っているのか」という点が明確になるからです。
例えば、ワークフローの見直し、経費面での問題点指摘&改善策立案、業務マニュアルの作成など、経理部門として果たすべき課題は多いもの。
通常業務を正確に行うだけではなく、経理の付加価値を高められる目標を設定しましょう。
年度単位の長期目標だけでなく、週間 / 月間の短期目標も細かく設定できるとなお良いです。
「小さい達成感の積み重ね」も、モチベーションを上げるために有効です。
また、外部の研修会や資格取得を促し、キャリアアップのために自ら学ぶ意識を促進できるような仕組みを作るのも良いかもしれません。
業務の見直し・制度の見直しでモチベーションをあげたら、最後に気をつけるのは「上司と部下の関係」です。
業務内容よりも、人間関係にモチベーションが左右される…という社員は多いものです。
部下に信頼される上司になるため、次の「声掛け」を意識するようにしましょう。
上司が気をつけるべきポイントの1つが、「部下の言葉を否定しない」ということ。
いちいち反論されたり、受け流されたりという状況が続くと、部下はやる気を失い、発言が減り、成長も止まってしまいます。
「~ない」という言葉で返すのではなく、逆提案をするという方法も有効です。
例えば、「●●をやりたい」という意見が生まれたら、頭ごなしに「それは無理」というのではなく、「どうしてそれがやりたいのか」「その効果は?」と質問で返すのです。
この方法は、モチベーションを奪わないばかりか、部下の考える能力も磨けます。
部下を育てるという目線で考えると、普段の声掛けで「オープンクエスチョン」を意識するという点も重要です。
オープンクエスチョンとは、「はい、いいえで答えられない質問」のこと。
具体的には、「●●は終わった?」と聞くのではなく、「●●はどうやって進めている?」と聞くということです。
部下も自分の業務について深く考えるようになります。
また、部下の様子をよく見て、ちょっとした成長を認める声掛けも、モチベーションを高めるためには重要です。
「資料を分かりやすく整理してくれてありがとう」、「チームを取りまとめて良い提案をうみ出してくれて助かった」と声に出して努力を認める姿勢を持ちましょう。
この際、「結果」ではなく「過程」を重視して褒めるとより効果的ですよ。
いかがでしたでしょうか。
みなさまの大切な従業員のモチベーションを上げ、会社全体の活性化に役立てていただければと思います。
サポ子でした^^
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